最近、日経先物取引の勉強をしつつ、実際に投資をしています。
インプットとアウトプットを心がけています。
インプットしていく中で、
「SGX日経先物」という聞き慣れない単語が出てきたので、
実際に調べてみました。
SGX日経先物ってなんのこと?
SGXとは、
Singapore Exchangeの略称で、
シンガポール証券取引所のこと。
シンガポール証券取引所で扱っている金融商品の一つとして、
SGX日経先物があるということになります。
SGX日経先物の歴史とは
SGX日経先物の歴史を見ていきましょう・
①1986年9月より、
SGXの前身となるシンガポール国際金融取引所(SIMEX)で、
日経225先物が取引されるようになります。
②1999年にシンガポール証券取引所(SES)と
シンガポール国際金融取引所(SIMEX)が合併し、
シンガポール証券取引所となる。
現在のSGXは1999年にできていたんですね。
SGXの特徴とは
取引時間
取引できる日中の時間は、
現地時間で7:45~14:30(日本時間 8:45~16:30)。
取引できる夜間の時間は、
現地時間で15:30~19:00(日本時間17:15~03:00)。
現在は、
大阪証券取引所でナイト・セッションが導入されたことにより、
大阪証券取引所の方が取引時間が長くなっています。
取引相手(カウンタパーティ)が分かること
SGXでは、取引相手が分かることが特徴です。
なぜかというと、
野村証券=198
ニューエッジ証券=228番
と証券会社ごとに番号が割り振られていて、
伝票に取引相手となる証券会社の数字が記載されているから。
伝票の証券会社を表す数字から、
どこの証券会社が買い増しているのか、売り増ししているのか
分かるということです。
取引単位
呼値の刻みが1円、
取引単位は指数の500倍で大証の半分になっています。
SGX日経先物のまとめ
今現在は、以前ほどの影響力はなくなってきているようです。
・CME日経先物取引がほぼ24時間取引されるようになったこと
・大証がナイトセッションを導入したこと
以上の2つから、相対的にSGX日経先物取引の重要性が減少してきているようです。
しかし、それを差し引いても、対象やCMEにはないメリットがあります。
それは、売買の際の取引相手(カウンターパーティ)が分かるということ。
この優位性をもとに、
使い分けてトレードしましょう。